
訪問診療を支える、ポータブル機器たち
訪問診療では、診療室と同じような環境をそのまま持っていくことはできません。
そのため、必要な機器をコンパクトにまとめ、患者さまのもとへ伺います。
持参するもののひとつが、ポータブルの歯科ユニットです。
これは、歯を削るための機械だけでなく、削る際に出る水を吸うバキューム、さらに歯石を取るための機械も備えています。
使用時には、訪問先で電源をお借りして診療を行います。
また、レントゲンもポータブルタイプを持参します。
撮影した画像はその場で確認できるため、診断をすぐに行うことができます。
ただし、歯科医院にあるような全体を写す大きなレントゲン機械は据え付け型のため、訪問診療に持っていくことはできません。
ポータブルレントゲンで撮影できる範囲は、歯が3〜4本ほどです。
限られた環境の中でも、できる限り正確に診断し、必要な処置につなげる。
そのために、訪問診療ではこうしたポータブル機器が大切な役割を果たしています。